【第一部:プロムナード・コンサート−16:00〜17:00】
■ 出 演 ■
Fl.上坂 学
フルート・クライス主宰。
Fl.黒木 亮
山形大学医学部医学科卒、フルートを宮城徳雄、山元康生、上坂学、
足達祥司、相澤政宏、神田寛明各氏に師事。
Cemb.黒木 香乃
山形大学教育学部中学校教員養成過程音楽科卒、
チェンバロを小野崎通男、八百板正己各氏に師事。
Pf.白澤美知子
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒、
ピアノを加藤千佐子、田中蒼子、コッホ幸子各氏に師事
■ 演奏曲目 ■
●C.P.E.バッハ:ソナタ ニ長調 Wq.83(Fl+Cemb)
●クーラウ:2本のフルートのための華麗な二重奏曲 ニ長調 Op.102(2Fl)
●ボザ:イマージュ(Fl Solo)
●ドップラー:ハンガリー田園幻想曲(Fl+Pf)
【ムラマツフルート試奏会:17:00〜17:30】
● ムラマツフルート フルート・クリニック、試奏会
ムラマツフルートの代表モデルを試奏頂けます。
【フルート無料クリニック】
● ムラマツフルート修理室長・伊藤史安氏による調整会
当イベント参加者への特典として、無料調整会を行います。
予約制とさせていただきますので、ご希望の方は 申し込みフォーム よりお申し込み下さい。
・イベント参加者のみ、先着20名とさせていただきます。
・学校の備品、状態の悪い楽器は、状態の診断のみとさせて頂く場合があります。
その場合は、ご希望の方へは預かり修理とさせていただきます。
【第二部:フルートQ&A−17:30〜19:30】
今更聞くに聞けない悩みや疑問から高度な内容まで、ご質問をお気軽にどしどし
申し込みフォーム よりお寄せ下さい。
以下のセクションで受講希望者を募集します。前へ出てもらって直接アドバイスする、ちょっとした公開レッスンです。受講ご希望の方は 申し込みフォーム よりお気軽にお申し込み下さい。
<< みんなで上手くなろう! >>
上達すれば、当然楽しくなります。その為のコツをお教えします。ほんのちょっとの努力で上手くなれるのです。なぜなら、本来人間にはフルートを演奏できる能力が備わってるのですから!
どうぞご参加ください。そして、手を挙げてください。実際にどうしなければならないのか、今悩んでいる問題点の解決法は何か、全て明快に解き明かしていきます。キャリアや使用楽器のメーカーは問いません。始めたての方も是非ご参加下さい。
取り上げる主な内容は以下の通りです。
● 驚くくらい楽に音が出せて、おまけに音程も良くなる当て方とアンブシュア
実はチョットした工夫で音はビックリするほど楽に出るものなのです。その方法をお教えいたします。その違いと効果に驚くこと必須です!
<< 当たり前の事って、本当に当たり前?? >>
当たり前だと思っている事ってたくさんありますね。でも、それらは本当に正しいのでしょうか?思い違い、勘違い、間違った常識をコッソリお教えいたします。正しいことを正しく注意すれば上達も当たり前、楽しくなって当然です。
当日は資料と上坂考案の音づくりのエチュード(下記画像、全4ページ)を配布します。東京公演ではA4・24ページの資料を配布しました。たくさんの方のご参加と寄せられる質問が多いほど資料の内容は充実します。気軽にご質問下さい。
● 速攻!最短ウォーミングアップ法
<< 何をしなければいけないのかを整理する >>
ウォーミングアップはいい音が出るまでただ何となく行うものではありません。何となく音を出していて、例えいい音が出たとしても、それはまぐれです。なぜなら、なぜいい音が出たのかを大抵の場合説明できませんし、再現性が無いからです。再現性のある、これさえやれば完璧!という練習方法を伝授いたします。大切なのは以下の3つです。
上記3項目を同時に練習できる分かりやすい当たり前の方法があるのです。
● 苦手なフレーズの克服法教えます
<< 難しく考えるな! >>
どうしても吹けないフレーズ、募るイライラ、誰でもありますね。私もそうでした!でも、楽譜に何が書かれているかが意識できればなんでも吹けるようになります。そのコツをお教えいたしましょう。
<苦手リスト>
- プーランクのソナタ3楽章の高音の速いパッセージ、同じく中間部の中音域の素早い動き。
- プロコフィエフのソナタのHi-Dがはいるアルペジオの繰り返し。
- プロコフィエフのソナタの第3楽章の特に後半
- モーツァルトのフルート協奏曲ニ長調の第1楽章、分散和音で転調しながら下降してくる部分。
- モーツァルトのフルート協奏曲ニ長調の第1楽章のフルートの吹き始めのDに向かう音階。しっくりと、自信を持てる吹き方を教わりたい。
上記の中から、以下の「苦手」を取り上げます.
<頂戴したご質問(要約)>
<音作り・基礎練習>
- 自分の音に自信が持てない、これでいいのか?と思ってしまう。
- 響かせ方、特にヴィブラートの掛け方に自信がない、強くかけるべきところ、押さえるところ、深いヴィブラート、浅いヴィブラートなどの選択に自信がない、この場面はこれでいいのか?と考えてしまう、自然のヴィブラートに徹するべきか、意図したヴィブラートをどういう場面で選ぶのか。
- 以前よりも歌口のあて方や構えはだいぶ良くなったと思っているが、高音、特に第3レジスターのFis以上の音程が安定しない、うわずりやすい感じがする。
- 第3レジスターの音階、半音階など練習しても速いパッセージではなかなか正確に吹けない、たとえばプーランクのフルートソナタの第3楽章など。
- 音だしの最初に中音のEs(Dis)でまとまり感のある音が出せる様に心がけて、アムブシュアを確認しているがこの方法はどうでしょうか?
- まあまあ芯のある音が出る様になったと思うのですが、中音のCisでは情けない音が出やすい、どうしたらいいでしょうか。
- 楽器に十分に息が入らない感じがします。そのために、音量の変化や音質の変化に乏しいのが悩みです。
- 特に低音がよく鳴るようにしたい。
<ウォーミングアップ>
- ついウォーミングアップもせずに曲を吹き出す事が多いが、これはだめでしょうか?
- 日課の練習をまじめにやる事が大切とはわかっていても、すぐにオケの曲の練習から始めてしまう。全体練習に望んでもすぐに曲のフレーズの練習をしてしまう。基礎練習をごく短く、1、2分で終わらせたいが何をやればいいか。
- 基礎練習も曲練習も音を出す事に変わりはないので、曲の中でウォーミングアップをすれば良いと思うが間違いか?
<全般>
- 必ずしも毎日笛に触れない。週に2日くらいのこともある。短時間で効果の高い練習方法を教わりたい。
- 基礎練習はつまらないと感じる。しかし、毎日、最低でもこれとこれとこれという感じで「3つだけやれ」と言われればできるような気がします。オクターブの跳躍、トリル、半音階、音階、いわゆるロングトーン、その他、どの練習にも意味があり大切なのは分かるが「3つだけ」と我がままを言えば何をすすめるか?
*過去2公演でのご質問を下記ページから参照できます。
同様なご質問も大歓迎です。
→「フルートを楽しもう! in 東京 Vol.7」告知のページ
→「フルートを楽しもう! in 大阪 Vol.7」告知のページ
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